船🚢で北海道❗️あっ!ばしり過酷な旅プロローグの巻

こちえもんず

交番のお巡りさんを後にし、山道を登る。
数百メートル登ったところで、雪❄️の粒が大きくなってきた。
道路の道もつるつるすべる。

一昔前の原田知世と三上博の映画「わたしをスキーに連れてって」を思い出し、最初は何回も

凍ってるね

といいながら、キャッキャしていたこちえもんず
次第に息が上がる→会話が続かない→辛いと思い始める→外の寒さがましてくる

そう何度も言う

ここは北海道。

氷点下も当たり前だのクラッカー🎉
人っ子ひとり通らない。車の🚗タイヤ跡はあるので、一応人が通る事は確認できる。
民家もあるが、シーンとしている。

もしもここで力つきたら、あいぼ はわたしを連れて下山するだろうか
いやしない。
なぜならば、最近こちえもんに肥えた肥えたと罵声をあびせる。
できればもう少しやわらかい表現にしてほしい。
こちえもんだって年頃の女の子なんだから。

想像するに、
おい、疲れたんか。おれ先に下りてるから。
おまえ、あつめのミートテックきてるから大丈夫だろ?
しかも山の中生まれなんだから、なんとかできんだろ。

と言い放ち、こちえもんをおいてさっさと行ってしまうだろう。
あいぼ はそういうやつである。
そんな頭の中のやりとりを想像しつつ黙々と、雪道を歩く。
途中木の枝をみつけ、刀の真似してあいぼ を切ってみたり、つついてみたりしたが、反応なし。
まことにつまらんやつである。

3〜40分歩いただろうか。
雪道が下り坂になる。
あれ?もしかしてついちゃう?
目の前に広がっているのはおそらく網走湖

なんでおそらくなのか

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雪で、何も見えない。というより、網走湖が凍って、雪に埋もれてて、網走湖なのかそうじゃないのか区別がつかない。
こんなにがんばったのに!
周囲を見渡すが何もない。
せめて白鳥🦢ぐらい見たかった。

遠くからスノーモービルに乗った人が来る
せめて、ここまで頑張ったのだから、スノーモービルのアクティビティでもと思ったが、なんせ何もない。

あ〜テレビ📺もね。ラジオ📻もね。車🚗もそれほど走ってね。♫

吉幾三の曲が頭の中をぐるぐるとめぐる。
あいぼ と2人、5分もしないで帰ろと言う事になり、こちえもんず、きた道をとぼとぼと引き返す。

過酷な旅はこれで終わったかにみえたが。

しかし....

つづく