北海道はでっかいどー!十勝、森のくまさん

やってきました、今回の旅のメインイベント!
数々のクマ牧場にいきましたが、ここのように、山⛰の広々としたところで、くまちゃんをみるのは初めてです。


気持ちはある〜日♪森の中〜♪くまさんに〜♫でああった〜♫ルン


山の入口にゲートがあり、くまちゃんが逃げられないように、頑丈な柵があります。
鉄の柵のゲートをくぐり、いざバス🚌は山の中へ。 

おじいちゃん運転手の説明によると、山の中なんで、見られない日もあるとか。
そんなの😖困る〜。
くまちゃんせっかく見に来たのに〜と思っていると、早速、第一くまびと🧸発見‼️
よーく、見るとバスの脇の道でエサを食べてる。
でっでかい。がなんで?


え?という事は、やはりそこは観光。
エサをまいて、くまちゃんをおびき出す作戦らしい。
まぁ一匹みられただけでも、御の字と思っていると、今度はつづけざま2匹。
ん?やたらくまに遭遇。
よーく見ると👀、奥にナンバーのついてないジープが止まってる。
後ろから、くまちゃんを追い立てて、我々のバス🚌に近づかせてる。
おいおい、このジープは、言わば歌舞伎で言う黒子だな。
そんな事を思いながら、バスは進む。
その後もでっかいヒグマ何匹か、見る事ができた。


バスの中は相変わらず、中国の方に占領され、子供達は走りまわり、大人も動き回り、若干このバスに乗った事を後悔した。
じいちゃん運転手は、慣れているのか、ぺらぺらの日本語とぺらぺらの英語で、きちんと説明をしてくれた。
おそらく、じいちゃん運転手の説明をちゃんと聞いていたのは、わたくしとあいぼの2人だけだったろう。 

そういえば、ここにいるくまちゃんは、登別のクマ牧場から来ているクマらしい。
という事は、今年2月に登別でお会いしているくまちゃんもいるかもしれない。

覚えていますか?こちえもんです。
こんなに横に大きくなりました。
感動の再会である。😭


ここにいる🧸は全部オスらしい。
なぜかと言うと、メスが入ると、発情期になるとオス同士が、争いをはじめるらしい。 

ふと、前に本で読んだ、東京島を思い出した。
原作は戦時中の、アナハターン事件をモデルにした小説で、一人の女をめぐって、男達が殺人を繰り返すと言うもの。
痛ましい事件ではあるが、それぐらい一度はもててみたいものである。(こちえもんガンボー)

きっと若いオスもいる事だろう。
人間の身勝手で、一生メスに会う事もなく、恋もせずすごすのかと思うと気の毒な事である。
おかまちゃんになっちゃえって思うくまちゃんもいるんでないかな。
そないなアホけな事を考えながら、見ているわたくしであった。

いよいよ終盤。山のてっぺんについたのか、一旦バスから下ろされる。
その際、帰り際にじいちゃん運転手がわてらを呼び止める。
なんだろと思っていると、中国の方がうるさかったので
申し訳なかったという。いやいやそれは、じいちゃんのせいではないからと、むしろヒグマの解説が丁寧で良かったと、お礼を言うと、じいちゃん、運転席の後ろからゴソゴソとくまのパネルを取り出す。
それを私達に差し出しながら、これはこの間死んだ、なんとかと言うくまちゃんの写真だと言う。
特別にわてらにくれると言うのだ。

こちえもん。困惑😧
いわば。くまちゃんの遺影みたいなものよね。
躊躇していたが、じいちゃんが寂しそうにつぶらな瞳でやたらあげるいうもんだから、思わず満面の笑みで、
すっごく嬉しい😃と言うと、じいちゃん、すごく喜んでくれた。
きっとじいちゃん、くまちゃん達が大好きなんだろう。
だから、同じくまちゃん大好き人間がいると嬉しくなってしまうのではないかな。

一日一善。笑顔のじいちゃんがみられた良かった!
そんな森のくまさんとじいちゃんとの出会いであった。

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つづく。